子供の頃はウキウキしながら飾っていた雛人形。
いつの頃からか飾らなくなって、そのまま実家の押入れや物置にしまい込んだままになっている、という方が多いのではないでしょうか。
もう今さら飾ることもないんだし、処分をしたい。
でも、結婚するまで持っていた方がいいと聞いたような気もするし…結婚運が下がったりしたらいやだ~!
わかります、人形ってな~んかこわいんですよね^^;
でも大丈夫です!
そんなあなたのためにこの記事では、
- 雛人形の処分は、独身のうちにしてしまって問題ないか?
- そもそも処分するのに適したタイミングはいつなのか?
- 雛人形を処分する方法
についてご紹介します。
よかったら参考になさってくださいね!
目次
雛人形の処分は独身だと結婚するまで待ったほうがいいの?
まず、女の子の日である桃の節句といえば雛人形を飾るひな祭りですが、その意味を知っていますか?
私は当時深く考えたことがなく、1年に一度クリスマスツリーを出すようなわくわく感と、あとは「わ~ひなあられ~ちらし寿司~ケーキ~♪」と今と同じで食い気満々で浮かれていました。
でも雛人形はを飾るのは、「人に代わって災いを受ける人形(ひとがた)を飾って、女の子が健やかに成長することを願う」という大切な意味があるんですよね。
”将来よい結婚ができますように”という意味も込められていると聞いたことがある人もいるかもしれないですが、本来は「身代わり人形」で結婚については、夫婦のようにセットになっているために後付けされただけのものです。
女の子が大人へと立派に成長したのなら、雛人形の本来の役目はもう十分果たしたということになりますね。
なので、雛人形をまだ独身のうちに処分したら結婚が遅れるなどは、全然関係がないことなので安心してくださいね^^
雛人形を処分するのに適したタイミングはいつ?
では、雛人形を処分するのに適した時期はあるのか?ですが、
特に決まった時期はありません。
結婚するまで置いておいた方がいいとか、結婚する時に一緒に持って行って子供に引き継ぐなど、地域によっていろいろあります。
でも、処分を考えられてる時点でそこまで思い入れはないですよね?
それなら思い立ったときが、その時です!
思い返せば、私も中学生の頃にはもう雛人形は飾らなくなっていたと思います。「もう飾るのやめよう!」なんて話題も出ず、フェイドアウト。。。
身代わりになってくれた雛人形にはちょっと申し訳なかったかな…と今になって思います^^;
だからといって、飾りもせずただ家のどこかに持っておけばいいってそんな話でもありません。
昔から「おひなさまを出しっぱなしにしたら、結婚が遅れる」なんてことがよく言われましたが、あれって別に怨念的にどうってのではなく、
「日ごろから季節感を大事に過ごし、ちゃんと片づけできるような女の子じゃないと、お嫁にもらってくれる人なんていないよ」
ということです。(ぐうの音も出ない正論…w)
もう飾ってなくてほこりをかぶっているのならそれと同じなので、しかるべき処分方法を考えましょう。
雛人形の処分する方法は?
さて、雛人形を処分する方法ですが、「ありがとう」と心の中で感謝してそのまま分別ごみで出せる人は、どうぞしちゃって大丈夫です。
でも、今まで自分の身代わりとなってくれたお顔があるお人形、それではあまりに忍びないと思う人が多いと思います。
私がおすすめする方法は次の3つです。
神社やお寺でお焚き上げ
近所で人形供養のお焚き上げをやっているお寺や神社がないか、ネットで検索してみましょう。
人形供養は随時受付ではなく、年に1~2回だけというところも多いです。
そうなるとそれまでずっと保管しておかなければならず、すでに処分しようと思い立ってしまった心が落ち着かないかもしれないですね。
仮に受け付けてもらえても、細かなルールがあったり、そこまで運ぶのに車など足がなくて困る方もいるかもしれません。
その場合はあとの方法を考えてみてくださいね。
寄付する
近所の児童館や、老人ケア施設、保育園・幼稚園などに寄付できる場合があります。
ただ、断捨離がブームの昨今だと、どこも飽和状態なのだとか。
こんなあらゆるものの寄付をつのっている団体もあります。
サイズによりますが、雛人形だとだいたい3000円前後になると思います。(他のものも同時に寄付できます)
処分するには高く感じるかもしれないですが、お焚き上げもだいたい2000円以上が相場のようです。
その値段には集荷、仕訳、寄付する場所への輸送にかかる料金がすべて込み込みで、値段は事前に調べることができます。
玄関まで集荷にやってきてくれますし、ごみになるのではなくまたどこかで飾ってもらえるのなら、気分もいいですよね^^
私も以前まだまだ使える布団を寄付しましたが、活動報告のメールも届きますしちゃんとした団体だと思います。
自宅でお清めをしてからごみに出す
できればお金がかからない方法がいいという方はこちらがおすすめ。ぬいぐるみや、写真なんかでもよく紹介されている方法です。
次の手順に沿って処分します。
1.雛人形に対して感謝をする
2.塩やお米を添えて浄化する
3.白い紙や布でくるむ
4.他の家庭ごみとは別の袋にわけて、地域のルールに沿ってごみに出す
片づけ術で有名なこんまりさんの本にも、目をなくしたらただのモノになるとありました。一番大事なのは感謝の気持ちをもっておわかれすることですね。
まとめ
雛人形には目がついていますし、独特の厳かな雰囲気も漂わせてますので、処分するにもいろいろ考えてしまいますね。
でも、いい念を入れるのも悪い念を入れるのも、結局はそれを所持する人間です。
お役目を終えたことにしっかり感謝して、しかるべき処分をする。
そうすれば、今まで身代わりとして頑張ってくれた雛人形が、あなたに悪さをするなんてことはないと思いますよ(*^^*)
この記事がお役にたちましたら幸いです。