徳島の阿波踊りといえば、全国的にも有名なイベントですよね。
阿波(昔の徳島の呼び方)の蜂須賀公の頃の書物には、城下で踊りがあったとのこと。こちらが現在の起源なのではと考えられているそうです。
「徳島踊り」と呼ばれていたこともあったようですが、全国への観光目的で「阿波おどり」となっていったんだとか。
そんな歴史ある徳島の阿波踊りの見どころや穴場スポット、さらには屋台情報などを実際に行ってきた感想とともにお伝えします。
徳島阿波踊りの見どころ
徳島県で開かれる阿波踊りは、日本3大盆踊りと言われ、400年を超える歴史的・伝統的なお祭りです。
ここ40〜50年では、東京や海外の様々な土地で阿波踊りのフェスティバルをしているので知っている方も多いと思います。
三味線や笛、太鼓などの鳴り物を使って奏でる音に乗せて、力強い男踊り、可憐な女踊りを見ることができます。
s連と呼ばれるグループごとに特徴があり、伝統を重視している連や若い子でも親しみやすいようヒップホップダンスやブレイクダンス、アクロバットなどを組み込む連もあります。
連では1年中練習をしています。徳島県では「361日の静寂と4日間の狂乱」と言われるほど、阿波踊り期間の4日間に全魂がこもっています。
阿波踊りには「踊る阿呆に見る阿呆、おなぢ阿呆なら踊らにゃソンソン」と唄われます。ここからわかるように自分も参加して見ないと本当の楽しさはわかりません。
1年中練習している連にはその場で入ることはでいませんが、「にわか連」といったグループがあります。こちらでは、地元の方でも連に入っていない方や観光客、通りすがりの人、誰でも入って一緒に踊ることができます。
実際にその場に行くと、鳴り物が体の芯まで響いてくる感覚があります。自然と参加してみたいな、といった気持ちになります。
そんな時は、ぜひ、「にわか連」に入って一緒に踊ってみると、すごく大きな達成感につながると思います。
実際に行ってみた感想といえば、圧倒的なダイナミックさが魅力でした。
多くの動画がインターネット上で見えますが、その場に行くと、体の芯に伝わる鳴り物と、多くの人の熱気、美しく力強い掛け声、踊りに釘付けになってしまいます。一緒に踊ってみるのもまたとない経験なのでいいと思います。
徳島阿波踊りの穴場スポットやイベントは?
脇町のうだつの町並みや鳴門のうずしお、藍染体験はおすすめです。
鳴門のうずしおは世界3大渦潮で迫力満点です。
丸1日ゆっくりしたい方には大きな美術館「大塚国際美術館」がお勧めです。
1日あっても回りきれないくらいの広さですが、阿波踊りで火照った体をゆっくり休めるにはとてもいいと思います。
近くに海もあるので、ビーチ沿いを橋を眺めながら散歩するのも心地よくて素敵です。
イベントに関しては最近コロナの影響で中止や縮小あります。
でも阿波踊りを見て見たいという方は「阿波踊り会館」というものがあるので、そこで本物を見ることができます。
徳島阿波踊りの屋台や食事処について
様々な連が踊っているサイドにはたくさんの屋台が並びます。
定番の唐揚げ、ポテト、りんご飴、ベビーカステラ、たこやきはもちろん、徳島県ならではのものもあります。
暑いのでかき氷など食べたくなると思いますが、徳島県の特産すだちを使った「すだち氷」がお勧めです。
さっぱりと爽やかで火照った体をクールダウンしてくれます。可愛いカラフルなトッピングもハッピーにしてくれます。
その他屋台以外の食事どころとしては、うどんや徳島らーめんは有名なので是非食べてください。
車がある方は、鳴門の美味しい新鮮な海鮮がお勧めです。
「びんびや」というお店は連日行列です。地元の人でも通うくらい美味しいのでいって見る価値ありです。
鳴門鯛や鳴門ワカメは県外の方も多く召し上がって、全然違うと言われる方が多いです。
徳島阿波踊りの混雑状況や交通規制
徳島阿波踊りの会場の様子としては、かなり混んでいます。
体調や健康面、年齢など加味して、真夏に人ごみの中でたくさん歩くのは難しい、不安な方は、桟敷へ行かれることをお勧めします。
交通規制については、広く道路を使ってお祭りを開催してるため、自動車が入れなくなっている箇所が多いです。代わりにいつもより公共交通機関を増やしています。
徳島阿波踊りの日程や会場について
【期間】お盆期間8月12日〜15日の4日間
【住所】
徳島県徳島市
【アクセス・行き方】
徳島県には「徳島阿波おどり空港」があります。そこから徳島駅へのリムジンバスが使えます。
東京や大阪、神戸からお越しになる方は、高速バスを使うのがいいです。
【料金(入場料かかる場合)】
基本は無料です。
しかし座ってゆっくり見たい、ゲストで来られる有名人をしっかり見たい、といった方は有料演舞場(桟敷)のチケットを購入することができます。自由席であれば900円、指定先であれば2000円程度で購入できます。場所によってランクが異なるので要確認が必要です。
【駐車場】
コインパーキングがありますが、すぐに埋まってしまうので、公共交通機関を利用する方が便利で早いと思います。
まとめ
以上、徳島阿波踊りの見どころや穴場スポット、また屋台情報などについてもお伝えしました。
実際に見てみるとその踊りの迫力に驚くかと思います。
一緒に踊って楽しむこともできるので、良い思い出にもなります。ぜひ参加してみてくださいね!