おわら風の盆は、富山県富山市八尾地区で、毎年9月1日から3日にかけて行われている富山県を代表する行事です。
富山県にとどまらず、全国的にも有名なお祭りです。
お祭りと言っても、屋台が沢山出たり、食べ歩きをしたり、金魚すくいがあるようなものではなく、とても優雅で、哀愁感漂う盆の踊りです。
ただ、おわら風の盆はとても混雑するので、事前に祭りのスケジュールや交通情報を確認しておいたほうがいいですよ!
ということで今回は、おわら風の盆の混雑・交通アクセス情報などを会場の様子と合わせてお伝えします!
目次
おわら風の盆の混雑状況・交通規制は?
開催期間中は市内に交通規制が敷かれ、旧町内の各地区で車の乗り入れが禁止されます。
雨天の場合は一切の行事が中止(休止)となり、踊りが始まるとその周辺はトイレに行けないほどの人ごみのため移動制限が行われることもあります。
とにかく混雑しますので、事前に祭りのスケジュールを確認しておくといいと思います。
続けて会場の様子もお伝えしますね。
おわら風の盆のスケジュールと会場の様子は?
前夜祭並びに本祭の公式スケジュール期間内は、踊り手、地方(じかた)はそれぞれ各町内で決められた衣装ですが、それ以降は地方の多くが各自思い思いの着流しに着替え、草履も履き替え町流しに出ます。またOGなどが踊りに加わります。
これが最高に素敵です。
前夜祭は本祭前の8月20日から30日まで11日間に渡り前夜祭が行なわれ、31日は本祭前の休みです。
前夜祭の期間中は18時30分から20時まで八尾観光会館(曳山展示館)で、風の盆の上映会・踊り方教室・踊りの鑑賞会が行われます(有料)。
その後、毎夜11町(支部)が交代で20時より自町内にて町流しと輪踊りまた舞台踊りを22時まで行っています。
輪踊りには一般観光客も輪に入り踊ることができ、また土曜・日曜日は混雑緩和のため2町開催となっており、その担当日の順番は年により異なります。
前夜祭期間中の最終日曜日には、13時から16時までおわらのど自慢大会が行なわれます。
本祭 9月1・2日本祭初日と2日目は、15時から各町(支部)で町流し・輪踊りがはじまります。
23時までとされていますが、見物客の多くが引き上げてからも明け方まで、地方と踊り手たちが休憩を挟みながらおわらを続けています。
17時から19時までは夕食のため踊りは休止になります。
上新町では夜に大輪踊り会場として一般観光客も輪に加わり大きな輪ができるほか、各町の公民館前、町の辻々などで輪踊りを行うことがあり、一般観光客も輪に入り踊ることができる場合もあります。
19時から20時35分ごろまで、八尾小学校グラウンドに特設される演舞場で競演会が行われ(有料)、各町(支部)内の優美なおわらを鑑賞することができ、
2006年(平成18年)は1日に東町・諏訪町・鏡町・西新町・天満町、2日に福島・今町・上新町・下新町・西町・東新町の順で演舞が行なわれました。
八尾観光会館(曳山展示館)でも各町内の演舞を鑑賞できるほか(有料)、期間中何箇所か設けられる特設ステージや、各町の公民館前などでも演舞を見る事ができます。
本祭 9月3日、最終日となるこの日は、19時から各町(支部)での町流し・輪踊りがはじまります。
1日、2日同様、八尾小学校グウランド、八尾観光会館(曳山展示館)のほか、何箇所か設けられる特設ステージや、各町の公民館前などでも演舞を見る事ができるほか、上新町での大輪踊り、各町の公民館前、町の辻々などでも輪踊りが行われます。
3日目の八尾小学校グラウンドでの演舞会は2017年(平成29年)に初めて行われたもので、これまで2日間でそれぞれ5町または6町と分かれて出演していたが、3日間に増やし初めて出演する八尾高校郷土芸能部を含め、1日あたり4町(4組)が担当し出演しました。 これにより、演舞会の時間が短縮すること、町中で踊る町内が増え、観光客が町中での街流しや輪踊りに触れる機会が多くなりました。
また、この日も公式スケジュールは23時までとされていますが、風の盆の終わりを惜しむかのように各町の地方と踊り手たちは4日の明け方まで休憩を挟みながらおわらを続けます。
JR越中八尾駅に最も近い福島支部の踊り手たちは、毎年4日早朝、越中八尾駅ホームにて富山駅行き、猪谷駅行き始発列車の乗客をおわらで見送る「見送りおわら」を行っています。
おわら風の盆へのアクセス・駐車場について
電車は富山駅 – 越中八尾駅 – 猪谷駅間で臨時快速が昼から深夜まで多数(2008年は29往復)設定されています。
おわら風の盆の本祭最終日以外の日(1日 – 2日)は、夕方に特急「ひだ」の一部列車で高山駅 → 越中八尾駅間の延長運転や、深夜に越中八尾駅 → 高山駅間の臨時特急の運転が行われます。
2010年(平成22年)までは大阪駅から福井駅・金沢駅などを経て越中八尾駅まで乗り入れる臨時特急「おわら」が設定される年もありました。
バス・タクシーは富山駅、八尾間の定期バス(富山地方鉄道)があり、夜間は臨時便が出ます。富山駅やホテルなどよりタクシーで向かう方法もあります。
車での訪れる際は、事前に駐車場位置を確認しておくことをお勧めします。
旧八尾町中心部には観光客用の駐車スペースがほとんどなく、町民広場は観光バス専用となっていて、祭りの行われる時間帯は一切の車の通行が禁止されるため、本祭の期間には祭りの行われる中心部から数km離れたところに臨時駐車場になります。
おわら風の盆の周辺宿泊施設について
宿泊は、八尾地域の中心部の宿泊施設は小規模なビジネスホテルや旅館が数軒しかありません。
祭りの間のみ臨時営業する民宿や、中心地上新町まで徒歩5分から6分に位置する会員制ホテルを合わせても1000人ぐらいしか宿泊できず、観光客の大部分は富山市中心部のホテルや東部の宇奈月温泉、西部の高岡市、砺波市中心部のホテルや庄川温泉に泊まっています。
おわら風の盆の歴史と由来
起源と由来は江戸時代の元禄期にさかのぼると伝えられています(『越中婦負郡志』)。
町外に流出していた「町建御墨付文書」を町衆が取り戻したことを喜び、三日三晩踊り明かしたことに由来するのだといいます。
しかし「風の盆」の名称の由来については、はっきりとしたことはわからないそうです。
行なっているのは、「東町・西町・今町・上新町・鏡町・下新町・諏訪町・西新町・東新町・天満町」の10の旧町内とそれらの旧町内外から移り住んだ人たちからなる「福島」の計11団体です。
これらの11団体の代表者によって構成される「富山県民謡越中八尾おわら保存会」があります。また「越中八尾民謡おわら保存会」が設立されています。
「町流し」は、地方(じかた)の演奏とともに各町の踊り手たちがおわらを踊りながら町内を練り歩くものです。この町流しが、古来からのおわらの姿を伝えるものとされています。
「輪踊り」は、地方を中心にして踊り手たちが輪を作って踊るものです。「舞台踊り」は、演舞場での競演会や各町に設置される特設ステージで見られる踊りで、旧踊りや新踊りを自在に組み込んで各町が独自の演技を披露します。
「豊年踊り(旧踊り)」「新踊り」および「男踊り」「女踊り」もあります。
おわら風の盆の概要
開催時期は9月1日 – 3日です。
会場は、富山県富山市八尾地区で行われます。
公式サイトはコチラ→おらわ風の盆行事運営委員会
越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、坂が多い町で無言の踊り手たちが洗練され、練習を重ねた踊りを披露します。
艶やかな女踊り、勇壮な男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べが皆をを魅了します。
町ごとに違う笠や浴衣があり、留まって見物も良いし、隣町に行くのもまた風情です。
おわら風の盆が行なわれる3日間、約20万人の見物客が訪れ、町は賑わいをみせます。
2006年に「とやまの文化財百選(とやまの祭り百選部門)」に選定された歴史のあるお祭りです。
私の父が富山県出身で、八尾に親戚がいて、毎年、泊めてもらい夜通し胡弓の音色と唄に踊りに酔いしれます。
小さい時は良さが分かりませんでしたが、最近、ようやく、素晴らしさに気付き始めました。
まとめ
以上、おわら風の盆の混雑・交通アクセス情報や祭りのスケジュールについてお伝えしました。
事前にスケジュールを確認しておくと、スムーズに鑑賞できますよ。
混雑はしますが、とても風情あるお祭りですし、なにより踊り手の姿を見ると感動します。
ぜひ一度訪れてみてくださいね。













