生地まで作っておけば、あとは好きな時間に焼くことができるアイスボックスクッキー。
バレンタインやホワイトデー、パーティーの持ち寄りなど、あいあらかじめ予定が決まっているけど直前には時間がとれない!なんて時にも重宝しますよね。
でも、「冷凍保存しておけて便利」だと聞いたから作ってみたのに、
アイスボックスクッキーの
- 生地がゆるい、べたつく
- 焼き上がりがやわらかい
- 広がる
こんなはずじゃなかったのに…(>_<) 何が失敗の原因なのでしょうか?
目次
アイスボックスクッキーが広がるだれるなど失敗する原因は?
アイスボックスクッキーの生地がべたつく、焼き上がりが柔らかい&広がる原因は主に3つあるんです。
バターの溶かしすぎ
クッキーの生地作りでバターを入れる時、溶けていた方が混ざりやすくていいような気がしませんか?
私はトロトロに溶けちゃってた方がむしろいいんじゃない?と思って、電子レンジで何も考えず溶かしちゃってました。
これダメなんです。
私も出来上がりで失敗して初めて知りました^^;
バターを溶かして作ると、空気が入ってしまうので生地がだれてしまうんですね。
冷凍が足りない
アイスボックスクッキーは、とにかく焼く直前にやわらかくなりすぎていないことが大事なんです。
ちゃんと冷凍したはずと思っても、ていねいに切っている間に生地がゆるんでしまうことも。
すると焼き上がりも形がくずれてしまって、「想像してたのと違う…」となってしまいます。
焼き始めの温度が低い
焼き始めの温度が低いことも、アイスボックスクッキーの形が崩れる(広がる)原因になります。
設定温度どおりにしてても、オーブンの開け閉めのタイミングで、庫内の温度は思った以上に下がってしまうもの。
最初に一気に高温でまわりを焼き固めないと、だれてしまって残念な仕上がりに。。
アイスボックスクッキーバターを入れる際のコツ
ちょっと手間はかかりますが、器にバターを入れてから汚れないようにラップをのせて、その上からめん棒でつぶしてやわらかくすると、風味もよく出てうまくいきます。(ポテトサラダのじゃがいもをつぶすような感じですね☆)
レンジを使う場合は、トロトロに溶かさないようにしてください。
あくまでも、冷蔵庫で固くなってるバターをあつかいやすくする程度にしておくことが大切。
レンジに張り付いて様子を見ながら、すこーしずつ加熱するようにしましょうね^ ^
アイスボックスクッキー冷凍解凍のコツ
しっかり冷やした状態しておくことがポイント。
冷蔵庫の温度までは解凍しすぎなんです。
「え!解凍しないと包丁でカットできないんじゃないの?!」って思いますよね。
それが、水分が入ってないので、冷凍庫から出したらそんなに間をおくことなくすぐに切れる状態になるんです。
ダレたまま焼くと形が崩れやすくなるので、念には念を入れて、
切ってるうちにやわらかくなってきたらまた冷やす。かたまったら切る。くらいの慎重さでもいいですよ^ ^
とにかく焼く直前に、しっかり冷えている状態にしておきましょうね。
焼き方コツ
最後は、焼き方のコツです。
先ほど説明したように、オーブンでクッキーを焼き始める時に庫内の温度が低いと、だれて広がった仕上がりになってしまいます。
庫内の温度が下がってしまうのは、クッキーを入れるたにオーブンを開けるタイミングですね。
それを見越して、はじめ2~3分ほどだけでも、焼き上げの設定温度よりも高く200度にしたりするのも効果的です。(元の温度に戻すのを忘れないように)
予熱の時点で、設定温度を高くしておくといいですね。
そして、心の準備をした後、エイヤ!と扉を開けて、パパっと素早く生地をのせたトレーを入れて閉めましょう。乁( ˙口˙ 乁)シャァァァァア
(焦ってやけどしたり、落としたりしないように注意☆)
まとめ
いかがでしたか?
一見簡単そうなのに、意外に手ごわいアイスボックスクッキー。
でも、原因とコツがわかればもう大丈夫ですね。
アイスボックスクッキーは、きれいにできたときの達成観がすごいのでハマりますよ~v( ̄∇ ̄)ニヤッ
人への贈り物をするとき、私の定番にしていきたいと思います♪
自分で作ったクッキーっていつまでもつの??気になるかたはこちら→バレンタイン手作りクッキーの賞味期限は?日持ちさせる常温・冷蔵・冷凍の保存方法