バレンタインやホワイトデー、クリスマスなどのイベントで手軽に作れるクッキー。
せっかく大切な人にあげるのだから、かわいくデコレーションしたいですよね。
銀色にキラキラ光って一気に華やかさが出るアラザンは、特に人気のトッピングです。
いざクッキーにのせよう!
…と思ったけど、ちょっと待った。。。
アラザンて焼く前にのせていいのかな?
高温のオーブンで焼き上げるのだから、溶けるんじゃないか?!と心配になりますよね。
この記事では、アラザンをはじめとしたトッピング類を、いつのせるときれいな仕上がりになるのかについてお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね☆
クッキーにアラザンを焼く前にのせると溶ける?
銀色にコーティングされたアラザンですが、中身は砂糖のかたまりです。
なので熱に強いわけではなく、とくに水分に対しては弱いです。
生クリームの上や、フルーツタルトなど水分が多いものの上にデコレーションで使うと、時間がたつにつれて中の砂糖に水分がしみ込んでしまい、ゆるくくずれて見た目が汚くなってしまいます。(そういったものには、食べたり、写真を撮る直前にトッピングする)
では、クッキーだとどうなるのか?
問題なく焼き上がる場合がほとんどですが、まれに溶けて外側のコーティングだけが汚く残ってしまう場合があります。
これは、生地に含まれる水分量や、オーブンの温度、焼き時間によって違いが出てきてしまいます。こればっかりはやってみないとわからないということですね。
最近、100均などで色とりどりの星やハート型などたくさん種類があるトッピングシュガーも、溶けるものと溶けないものがあります。(注意書きがある場合も)
溶けなかったとしても茶色く焼き色がついてしまったり、せっかくきれいだった色が薄く変わってしまったりということが多いです。
アラザンもトッピングシュガーも、そういった失敗の可能性があります。
ですが、焼いた後にのせるとなると接着するためのものが必要になりますし、作業としては焼く前にアラザン(トッピング)をのせるのがやっぱり一番ラクですよね。
なので、材料や時間的に予行練習できるのなら、一度試してみるのは大いにアリです。
私は面倒くさがりなので、できることならそうすると思います。(失敗したら自宅で消費します^^)
ただし、カラースプレー(昔ながらのカラフルなチョコトッピング)は焼く前にトッピングすると、確実に溶けてしまうのでやめましょう。(経験済みです。汚いです 笑)
時間も材料にも余裕がない、絶対にトッピングの状態を変化させずきれいに仕上げたいという人は、次にご紹介する方法を試してみてくださいね。
クッキーにトッピングをのせるのはいつがいい?
クッキーへのトッピングの見栄えを確実にきれいに仕上げるには、やはり焼いた後にのせるのが一番です。
方法としては、アイシングでトッピングを接着するのが無難です☆
アイシングは、ミスタードーナツのハニーディップや、シナモンロールの上にのっているシャリシャリとしたアレですね。
あとは、最近クリスマスやハロウィン時期に売ってる、鮮やかなデザインのクッキーなんかもそうです。
クッキーを焼く
↓
焼き上がりを冷ましている間にアイシングを作る
↓
アイシングでアラザンやトッピングシュガーを接着する
↓
アイシングが固まるまでおく(だいたい30分ほど)
アイシングはやったことがないとすごく難しそうなイメージがあるかもしれないですが、とっても簡単ですよ。
粉糖…50g
水…大さじ半分~1弱
レモン汁…4~5滴
※必ず粉糖を使って下さい
砂糖ではアイシングになりません
なんとこれを混ぜるだけです!
水加減は用途により、調節してくださいね。
ベースとして広めに塗るなら気持ちゆるめに、接着剤としてのみ使うのならかためで。
艶が出てトロッとしたらクッキーに塗り、その上からトッピングをのせます。
材料を見てわかるように、アイシングは砂糖のかたまりなのでめっちゃ甘々になります。
それはちょっと嫌だなという人は、ボンドや糊のイメージで少なめにくっつけてくださいね。
でもあまり薄いとアラザンやトッピングシュガーがとれやすくなるので、「範囲を狭くぶ厚めに」がおすすめですよ。
最近では、ダイソーなど100均に、水に溶かすだけでできるアイシングの粉が売っています。
簡単にできるうえ、いろんなカラーバリエーションがあるのでなかなか使えるやつです。あえてアイシングに色をつけてベースにしてもかわいいですよ♪
アイシングについては、こちらの動画がとてもわかりやすいです↓
クッキーにチョコペンでアラザンをつけることはできる?
アイシングの他には、チョコペンでトッピングを接着することもできます☆
この場合、注意しなくてはならないのは固まるタイプのチョコペンを使うということです!
ここを間違えると悲惨です…!ソフトタイプのチョコペンだといくら時間をおいてもやわらかいままなので、持ち運んでる間にラッピングの袋や他のクッキーに着いたり、トッピングがずれたりしてしまいます。(デザートなどのデコレーション用ですね)
お店で触ってみてやわらかい場合はソフトタイプなので、確認してから購入するようにしましょう。
たまにソフトタイプしか見つからないこともありますし、もうチョコペンが売ってるようなお店まで買いに行ってる時間がないというときは、普通のチョコを溶かして使うこともできます。
ただし、テンパリング(チョコをかためるための温度調節)をせずかためると、白くモヤがかったような感じで光沢がなく仕上がることが多いので、あくまでチョコ部分は接着に使う程度にとどめておきましょう^^
あえてホワイトチョコやカラーチョコ(イチゴ味など)を使うと、適当に塗ってもデザインぽく見えてかわいく仕上がります。
まとめ
いざ、作るときになって初めて出てくる疑問ってけっこうあるもんですよね。
私はそういう時によく見切り発車して失敗するタイプなので、ちゃんと調べるひと手間をかけたあなたはえらいと思います!
お相手が、かわいいデコレーションを見て笑顔になってくれるといいですね^^
満足のいくクッキーのために、少しでもお役に立てたら嬉しく思います♪
お菓子作りの素朴な疑問、よかったらこちらもどうぞ☆→有塩バターは無塩バターの代用にできる?使い分けと余ったときの使い道