赤ちゃんの耳は気になってしまいますよね。
赤ちゃんの耳を見ると、ついつい耳掃除をしたくなってしまいます。
しかし、赤ちゃんに耳掃除ってなんだか怖いですよね。
赤ちゃんの耳掃除はいつからした方がいいのでしょうか?
ここでは赤ちゃんの耳掃除について解説をしていきます。
赤ちゃんの耳掃除はいつからやるべき?
赤ちゃんの耳掃除ですが、いつからやるべきなのでしょうか?
結論から言うと大体1歳半から2歳ぐらいになってからやれば大丈夫です。
赤ちゃんはもともと新陳代謝が高いため、耳垢が出やすくなっています。
そして、生後間もない頃は耳垢も湿っていることが多くいので、ドロリとした液体の耳垢がいつの間に出ているということもよくあります。
しかし、もともと耳の構造としては自然と耳垢が出るようになっています。
生後間もない赤ちゃんの頃は、皮膚が弱いです。
なので下手に耳掃除をして耳を傷つける恐れがあり、耳垢も自然と出てくれるので無理に耳掃除をする必要はありません。
ただどうしても赤ちゃんの耳の周りが液体の耳垢で汚れて気になるということもあるでしょう。
その場合はガーゼを軽く湿らして、耳の周り拭いてあげるようにしましょう。
その後、赤ちゃんが1歳半から2歳ぐらいになってから耳掃除を始めればOKです。
赤ちゃんの耳をチェックして耳垢が多いと感じるようになったら、
子供用の綿棒にベビーオイルをつけて耳の手前側だけを軽く掃除をするようにしましょう。
耳は非常にデリケートな器官です。
上記のように耳はもともと自然に耳垢を出す構造になっており、無理をして奥まで耳掃除をしてしまうと、赤ちゃんの耳を傷つけてしまう恐れがあるので絶対にしてはいけません。
そして無理に耳掃除をすると、むしろ耳垢が奥に妻てしまうこともあります。
なのでもし赤ちゃんの耳の奥に耳垢が詰まってしまった場合、自分で無理をして取るようなことは避けましょう。
その場合は耳鼻科を受診することをオススメします。
また、赤ちゃんや子供の時に耳で気になることと言えばプールです。
プールで耳に水が入ってしまうと中耳炎になるとはよく聞きますよね。
大人でしたら自分で耳の水を抜くことは可能ですが、子供や赤ちゃんの場合は、耳掃除をして水を抜いてやるべきなのでしょうか?
結論から言えば、こちらも無理をして水を抜こうと耳掃除をする必要はありません。
中耳炎は、耳の鼓膜のさらに内側に雑菌が入り込んで炎症を起こすことです。
なので、実は鼓膜が破れているということがなければ、耳に水が入ることで中耳炎になることは一切ありません。
加えて仮に赤ちゃんや子供が中耳炎になったとしても適切な処置をすればすぐに完治します。
このようなことより赤ちゃんや子供がプールに入って耳に水が入ったとしても、耳の奥まで耳掃除をするということは避けてください。
ただ、もし赤ちゃんから耳だれと呼ばれる、耳から匂いのする膿などが出ている場合、何らかの耳の病気が疑われます。
この場合は、すぐに耳鼻科に受診するようにしましょう。
無理に赤ちゃんの耳掃除をする必要はありませんが、適宜必要に合わせて耳鼻科に受診をするようにしてくださいね。
赤ちゃんが耳掃除を嫌がる!どうするべき?
赤ちゃんが耳掃除を耳掃除を嫌がるということってよくありますよね。
耳掃除をしたいのに泣きじゃくってしまって困ったという経験がある人も多いでしょう。
そんな場合、赤ちゃんの耳掃除は一体どうしたら良いのでしょうか?
結論から言えば、無理をして赤ちゃんの耳掃除を行ってはいけません。
上記のように耳垢は自然と耳から出るものです。
なので暴れているのに無理して赤ちゃんの耳掃除をして耳を傷つけてしまったり、痛い思いをさせると赤ちゃんが耳掃除がトラウマになってしまうこともあり得ます。
そうなると赤ちゃんは耳を触られるのを極端に嫌がるだけでなく、検診や診察の際にも暴れてしまうようになります。
そのようなことにならないためにもどうしても耳掃除の必要がある時には、
赤ちゃんがお昼寝をしている間にでも耳の出口付近を軽く拭くようにしましょう。
また他にも赤ちゃんを安心にさせるために、しっかり赤ちゃんをタオルで包んでから耳掃除をするようにしてもいいでしょう。
嫌がっている場合は無理をせずに、うまく工夫をして耳掃除をするようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの耳掃除ですが生後間もない頃は別にしなくても大丈夫です。
耳掃除を始める場合は大体1歳半から2歳ぐらいからにしましょう。
そして耳掃除も子供用の綿棒にベビーオイルをつけて、出口付近を拭くだけで大丈夫です。
無理に耳の奥まで掃除をすることはかえって逆効果になることも多いです。
またその他にも耳掃除がトラウマになってしまって、診察が必要な時に暴れてしまうこともあります。
赤ちゃんが耳かきを嫌がるようでしたら、無理して耳掃除はしないようにして、赤ちゃんがお昼寝をしている隙に耳の出口周辺を拭くだけにしておきましょう。
あまり耳掃除は頻繁に行わず、何かあったら耳鼻科に相談するようにしてくださいね。