ご友人やお知り合いがお店をオープンするのに、開店祝いのお花を贈りたいという時。
お祝いのお花を贈り慣れている人はそんなにいないと思うので、どこかで見かけたことのある祝い花にささっている立札のルールって、よく知らない人がほとんどではないでしょうか^^(いいとものテレフォンショッキングとか??)
会社関係ではなく、個人で贈るシチュエーションでは相談する相手もいないですし、失敗したらどうしよう?と心配になってしまいますよね。
開店祝いのお花につける札の書き方にも、一定のルールがあります。
この記事では、ビジネスではないお友達やお知り合いに開店祝いのお花を贈る際の、札の書き方について解説しますね。
よかったら参考にしてくださいね☆
目次
開店祝いの花につける立札の書き方 友人の場合
開店祝いの木札(お店によっては紙製もあり)は、スペース的にも文字数がたくさん入らないので、短くすっきりと簡潔にがポイントです。
例としては、
などがあります。
表書きに迷ったときは、マルチに使える「祝」の一文字や、「御祝」がおすすめですよ♪
開店祝いのお花の立て札も、ご友人やお知り合い宛名なら
「開店おめでとう」
「ご開店おめでとうございます」
など、あえて横文字や、ひらがなを使うとやわらかい感じで、会社から贈られたものといい意味で差別化もできます^^
メッセージを入れることもできますが、短めにしないと必然的に名前の大きさなども小さくなってしまいます。
どうしても伝えたいメッセージがある場合は、別添えでメッセージカードを使われるといいですよ^^→開店祝いのメッセージを友人へ送るときの文例集(美容室におすすめの例文も!)
開店祝いの花の宛名はどう書く?さん江の由来も☆
次に宛名ですが、お祝い花には相手先の名前は入れても入れなくてもいいんです。
私も最初は「え?そうなの?」って思ったんですが、言ってみたら結婚式のご祝儀もそうですよね。
ご祝儀袋にいちいち、新郎新婦の名前を書いたりしませんしそれと同じです。
お祝い花に必ず記入するのは、贈り主(注文主)の名前です。これは後でご説明しますね^^
祝い花の立て札に、送り先の名前は原則的に書かなくてもいいのですが、開店祝いや開業祝いの場合にはお店の名前を書いておくのがオススメです。
開店祝いの花には、通りをいく人に「開店を知らせる」宣伝の役割もあります。いや、これこそがすごく大事です!
立札に店舗名がのっているとそれだけお店の名前を覚えてもらえる機会が増えますよね。
昔ながらのマナーでは省略されることが普通であったとしても、実際にお店をオープンさせる立場からすると、店舗名の記載がある方がきっと喜んでいただけると思いますよ^^
祝い花の立て札に「さん江」と書くのはなぜ?
パチンコ屋さんの新装開店や、いいとものテレフォンショッキングなど(←また出た)で、「○○さん江」と漢字で書いているのを見たことがありませんか?
なぜ「○○さんへ」ではないんだろうって不思議ですよね。
これは諸説あって、
2.「江」には海や湖などの一部分が陸地に入り込んだ入り江の意味があるので、お金が「貯まりやすい」、人(お客)が「集まってくる」などと縁起をかつぐ当て字
1の理由、えー!って感じですよね。笑
私は2の理由の方がいいなぁと思います。(みんなたぶんそうですよね)
縁起がいいにこしたことはないので、商売繁盛を願って開店祝いの花に「さん江」を使うのもいいですね^^
ただ、現代ではそういった説を知ってる人はほとんどいないでしょうし、「へ」を使っても大丈夫だと思います。
開店祝いの花は個人名で贈っても変じゃない?連名は?
先ほど、贈り先の名前は省略することがあっても、依頼主の名前を省略することはないとお話しました。
「いえいえ、こちらの名前なんていいですから…」と遠慮したい気持ちがあったとしても、開店祝いの花の立て札は、「誰から贈られた」お花であるかわかるようにするのが祝い花のマナーなんです。
開店祝いの花を個人名で贈ってもいいのか?
ビジネスではなくご友人やお知り合いにお祝いのお花を贈るとき、まわりの「○○会社 代表取締役」や「○○一同」などの中、自分だけ開店祝いのお花を個人名で贈るって変じゃない?常識的にどうなの?と不安に思う人もいるかもしれないですね。
でも、まったく心配に思うことはありません。
個人名を書いて大丈夫です。
もし、「祝 御開店」などにすると個人なのに堅苦しい感じがする…という人は、「祝 御開店」などの表書きをつけずに「オープンおめでとう!」などの【メッセージ】+【ご自分の名前】にするのもいいですね。
ただその場合も、名前は愛称ではなくフルネームで記載することが最低限のマナーになっています。
連名の場合は、縦に列を並べて記載します。
人数が多い場合は、それぞれ個人でお花を注文するか(それはそれで数が増えて華やかになる場合もあります)、○○一同とまとめた方がスマートです。
まとめ
お祝いにお花を贈るとなるとちょっと構えてしまいますが、基本のマナーを押さえてさえいれば、あとはあなたのお祝いの気持ちをストレートに伝えるだけです。
お友達やお知り合いの新たな門出を応援する気持ちが、バッチリ伝わるといいですね!
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