野菜の塩もみをするきゅうりの酢の物、大根とにんじんのなます、ポテトサラダのきゅうりなど、
そのまま調理して「しょっぱい!」と感じたことはありませんか?
私はやっちまったな…ということがよくあります^^;
もちろんおいしくできることもありますが、野菜の塩もみをした後、
そのまま料理すればいいのか?
一度水洗いしてから水切りした方がいいのか?
と素朴な疑問。。
この記事では
野菜の塩もみをしたあとに水洗いは必要?
という疑問をバシっと解決したいと思います☆
ぜひ参考にしてくださいね。
野菜の塩もみをしたあとは水洗いはする?しない?
野菜の塩もみをした後に水で洗うか洗わないか?
実は正解はありません。
ですが、この記事では
「野菜を塩もみした後は水洗いする」という方をおすすめします!
まず、なぜ野菜の塩もみをするかというと、メニューにより違いはありますが主に5つの理由があげられます。
・味がしみこみやすくなる
・水っぽくなるのを防ぐ
・しんなりさせる
・色合いがよくなる
・日持ちする
です。
決して「塩味」をつけるためではありませんよね。笑
大根とにんじんのなますを例にすると、「しんなりさせる」のが一番の理由です。
そして、後から砂糖、お酢などの三杯酢に浸けていくわけですから、一度塩味をリセットさせた方が断然うまくいくわけです。
味付けのセンスのいい人だと、塩もみし、それをそのまましぼって水切りをしたあとに味見をしただけで、三杯酢からどのくらい塩を少なくすればいいかわかるかもしれません。
ですが、なかなかそんな人ばかりではないですよね。
私はまったくそのセンスを持ち合わせていないので、毎度忘れてレシピ通りに調味料を入れて、「しょっぱ!」という失敗を繰り返してしまいます^^;
なので、野菜の塩もみをした後は水洗いをした方が、その後の味付けがしやすくなりますよ☆
その際、水っぽくならないよう「水に流すのはささっと」「水切りはしっかりと」を心がけましょう。
特にきゅうりの酢の物は塩もみのあと水洗いをした方がいい!その理由
なかでも、きゅうりの酢の物は特に塩もみ後に水で洗うか洗わないかで、仕上がりに差が出る料理なんです。
きゅうりを塩もみした後、ぎゅっと絞った水って緑色をしてますよね。
これには、きゅうりの青臭さが出てるんです。
ウリ科の野菜は、特に青臭さが強いですもんね。(それが苦手な子供も多い)
なので、塩もみして水分を出した後さらにさっとした方が、より青臭さが抜けて食べやすくなります。
それだけでなく、塩もみ後そのままだと料理の汁気に「にごり」が出てきてしまうので、それをふせぐためにも水洗いはおすすめということです。
また、きゅうりの酢の物は塩気が含まれるしらすやわかめとも和えることも多いです。ツナも要注意ですね。笑
さっと水洗いして、しっかり水分を切ることで、余分な塩分&青臭さをとって、色よくおいしく仕上げることができますよ。
おまけ:ポテトサラダのきゅうりは塩もみする?
ポテトサラダにきゅうりは入れる派ですか?
私は入ってる方が好きです^^
ポテトサラダに入ってるきゅうりは塩もみした後、水で洗った方がいいのか?は上で述べた通りの理由で、した方がよいです。
あとから、マヨネーズや塩コショウで味付けしますしね^^
そもそも、
「ポテトサラダに入れるきゅうりは塩もみしないでもよかったりする?」
という疑問をお持ちの方に。
ポテトサラダのキュウリも塩もみはした方がいいです!
塩もみで野菜の水分が出る原理ですが、きゅうりの表面と内側の細胞の濃度を同じようにしようとして、きゅうりの中の水分が外に出ていくためしんなりとするんですよね。
ということは、塩もみしていなくても、あとから味付けのために塩コショウやマヨネーズを入れると、その塩分に反応して時間が経つにつれてきゅうりから水分が出てきてポテトサラダがべちゃべちゃになってしまいます。
つまり、サラダの中で塩もみされてしまっている状態ですね^^;
それに完全に塩もみされるわけでもありませんから、きゅうりの食感はボロボロになってしまいますし、味もなじまずおいしくありません。
きゅうりの歯ごたえがある方がおいしいはず!という人も、なおさら塩もみをしておいた方がいいというわけです。
そうか!ポテトサラダがなんかベチャベチャになるし、味もまとまらないのはそういうわけだったのか!と思い当たる節がある方は、
ぜひ今度はしっかりきゅうりを塩もみ&水洗い&水切りをして、おいしいポテトサラダを作ってくださいね☆
まとめ
料理中に出てくる素朴な疑問も、しっかり理由がわかると丸暗記するよりも覚えやすいですよね。
今まで毎回忘れてた私も、もう大丈夫です!笑
迷ってる人がいたら、どや顔で教えてみてはいかがでしょうか?^^
お役にたてましたら幸いです。
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