母の日にもらったカーネーションの鉢植え、できるだけ長持ちするよう大切に育てていきたいですよね^^
ですが、カーネーションは実はとてもデリケートな植物で、何の知識も持たず育てていると残念ながら枯れてしまうことが多いんです。
(もう枯れてきてる!とお困りの方はこちらの記事→カーネーションの鉢植えが咲かない&蕾のまま枯れる…復活させる方法はある?)
なので、あらかじめカーネーションの特性を知って、お世話をしてあげることが大切なんですね。
この記事では、鉢植えカーネーションの育て方について、お手入れ第一歩である置き場所や水やりについて、わかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
カーネーションの鉢植え 長持ちさせるためには最初が肝心!
カーネーションがどういう植物なのかを、ずばり簡単にいうと
・お日様の光が大好き、でも暑すぎはムリ!
・湿気た状態が続くのがすっごく苦手、水やりは土が乾いてからたっぷりと
なんともややこしい女の子ちゃんのような感じですね^^;(あくまでイメージです)
それをふまえて、あなたのお家へ鉢植えのカーネーションがやってきたら、まずやってほしいことが主に2つあります。
カーネーションを楽チンな状態にしてあげる
ご自分で買ったのではなく、母の日のプレゼンとして息子さん娘さん、お嫁さんから鉢植えのカーネーションをもらった場合、きれいにラッピングされていると思います。
見ているだけで嬉しくなる素敵なラッピング、そのままにしておきたいところですが、そのラッピング方法によっては鉢の部分が湿気で蒸してしまうことがあります。
カーネーションは過湿にとっても弱いので、ラッピングされた姿は写真におさめるなどして楽しんだら、はやめにはずしてお花を楽にしてあげてください(*^^*)
花・葉っぱ・つぼみの状態をざっとチェックしてみる
現時点で端の方が少しでも茶色くなったり、白っぽく色が抜けかけている花や葉っぱは、消毒したはさみかカッターで切ってしまいましょう。
消毒はコンロの上で2~3往復させたり、熱湯に少しくぐらすだけで充分です。
はさみを消毒するのは、カーネーションは病気にも弱いので念には念を入れてという理由です。
またたくさんの蕾がついていても、残念ながらそれらすべてが開花するわけではありません。
つまんでみてギュッと中身が詰まっている感じがしないスカスカで弱々しいつぼみは、指でやさしくむしってください。
これから咲くつぼみや花に、なるべく養分を集めてあげましょう^^
またこの時に、茎や葉が「窮屈そう!」というくらい密集していたら、株元を少し間引いて風通しよくしてあげるといいですね。
カーネーションの鉢植えの置き場所はどこがいい?
次に鉢植えのカーネーションの置き場所についてです。
お日様大好きなカーネーションは、窓際ではなく室内のテーブルなどにずっと置いて鑑賞するのはアウト!
日光不足で元気がなくなってくる可能性大です。
蕾が咲かず、そのまま枯れてしまうというのも日光不足である場合が多いんですよ。
うちの窓際はすごく日当たりいいし問題ないよね?と思われる方がいらっしゃるかもしれないですが、日当たりと同時に風通しのよい場所であることも大切なポイント。
さんさんと日が当たる窓辺って、温度だけ高くなってしまいがち。
すると、カーネーションもへたってしまうんですね。
何も風が吹き抜けなくてもいいんですが、空気に動きがあるところがいいですね。
なるべくなら屋外栽培が適しています。
ただ、カーネーションは基本的に10~25℃くらいの冷涼な環境を好みます。
母の日のいただきものであれば、5月はちょこちょこ暑い日も出てきますから注意しなくてはいけません。
急に「真夏日」なんてこともよくある昨今ですから、そんなときは半日陰に避難させる必要も出てきます。
これから育てていくうえで、「日光はたっぷり、でも暑すぎない」は常に大事なポイントなので、覚えておきましょう。
あなたのお宅で、カーネーションが快適にいられるような場所はどこかなぁ?と考えてみてくださいね。
母の日カーネーションの鉢植えの水やりの頻度とあげ方
次に鉢植えカーネーションの水やりの方法について。
カーネーション水やりの頻度
カーネーションは先ほども言ったように、多湿にとっても弱い植物。
植物って土を常にしっとりと保っておくのが一番よさそうって思いますが、カーネーションはそれだと過湿状態になって根腐れを起こしてしまうんです。(繊細…!)
なので、「1日1回朝にあげる」などと水やりの頻度を決めるのではなく、手でさわって土が乾いてるなと感じられるくらいになってから、たっぷりと水をあげてください。
(秋~冬は控えめに、春~夏にかけて徐々に多く)
カーネーショの水やりの方法
この時、つぼみや花にかかってしまうと傷みやすくなるので、株元から土に直接そっと水を与えるようにします。
「たっぷり」の目安は、鉢の下から水が流れ出てくるくらい。
(土も水をあげたそばから、さーっと水が流れ出ていくくらい水はけのよいものが理想的)
そして、お皿にたまった水は必ず捨てておきましょうね。
まとめ
カーネーションは、おうちへやってきてから数日間のお世話の仕方で、その後の状態がまったく変わってきます。
大切な母の日の思い出とともに、できるだけ長持ちするよう愛情たっぷりで育ててあげてくださいね^^
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